キュー大塔
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1762年以来、ロンドン西部のキュー地区のスカイラインは、巨大な中国のパゴダという、ちょっと不思議な建物によって支配されてきた。
ロンドン西部の空に向かって164フィート(50メートル)そびえ立つこの建物は、建築家サー・ウィリアム・チェンバーズ(1723-1796)の発案によるものだ。 この建物は八角形のセクションで構成され、各セクションにはそれぞれ角度のついた屋根がついている。 元来、屋根は精巧なタイル張りで、パゴダは色鮮やかで、すべての屋根の角には大きな金色のドラゴンが飾られていた。
全部で80体あった龍は金箔で覆われており、日の出とともに見事な輝きを放ったに違いない。 残念ながら、龍はすべて木で作られていたため、長い年月の間に風雨に浸食されただけだった。 その後、1784年にパゴダの修復工事が開始されると、龍は永久に撤去された。
この不思議で美しい建造物は、かつては一般公開されていたが、2006年に再び短期間公開されるまでは、残念ながら何年も閉鎖されていた。
朗報は、大パゴダが大改修の末、かつての栄光を取り戻し、2017年から2018年にかけて一般公開が再開されるということだ。 さらに朗報は、80頭の黄金の龍が戻ってくるということだ!
関連項目: ハム・ハウス(サリー州リッチモンド私はずっとキューとリッチモンドに住んでいて、いつもこの建物に魅了されてきた。 私にとってパゴダは、忠実な旧友のようなものだ。 パゴダが再開されたとき、キューで最初に行列に並ぶのは誰だろう?
ポール・マイケル・アニスはフリーのジャーナリストで、ビル・カーソン名義で犯罪スリラーも執筆している。
アクセス
パゴダは、キュー・ガーデンの南東の角にある長い展望台の端にある。
ロンドン地下鉄: 最寄り駅: ディストリクト・ラインでキュー・ガーデンズ駅下車(リッチモンド行きに乗車)。 王立キュー植物園は、駅から徒歩5分。 ショップが立ち並ぶ通りを抜け、案内標識に従って植物園へ。
関連項目: イギリスのキツネ狩りロンドン市内の移動には、ロンドン交通ガイドをご利用ください。